2009年10月4日日曜日
NUIT BLANCHE
昨日は育児サークルを見学&お手伝いした後、パリに繰り出しました。
目的は
NUIT BLANCHE
直訳すると白い夜ですが、徹夜するという意味があります。
パリの市庁舎や教会、建物の壁などに光と映像をつかったとコンテンポラリーアートが出現し、人々が夜通しそれらを観て歩き回るパリ市公認の夜のアート散歩イベントのようなものです。ゲイであることをカミング・アウトしたパリ市長ドラノエ氏の発案で始まって、たしか、今年で8回目の新しく始まり、割と定着したパリ行政公認のイベントです。
私は2年前に参加したのが初めてで今回が2回目。
出やすく帰りやすいパリの中心シャトレ地区の
サント・スタッシュ教会
ポンピドゥーセンター
ノートルダム寺院
のあたりに行ってきました。夜に身軽に動けるのが独身の特権!と少し粋がって帰りは深夜バス覚悟で出かけたものの、人の多さと眠気のために、お目当てのリュクサンブールの界隈の展示も見ずにパリ中心部の展示があるあたりを1時間~1時間半くらい散策して、終電に乗って帰って早々に退散してきました。
面白かったことといえば展示内容よりは、この国の列の作り方。
まったく、超のつくほどの適当さなんです。
一番並んでいたノートルダム寺院ときたら、
並んでいるのか並んでいないのかわからない
どこが最後尾だかわからない
よく観る列はなんとなくできているだけで整備役の人はなく、ガードマンが入り口付近の並んでいない人だかりをどんどん入れているという、生真面目に並ぶのが無意味な状態になっていました。私の観察では並んでいるのはフランス人よりは観光客(英語や他の言語がよく聞こえたので)が多く、横からどばーっと入っていくのはフランスの人のようでした。
企画者のイベント説明が動画でみられます(仏語)
http://www.evous.fr/musique/Nuit-Blanche-2009-concert,8119.html
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2 件のコメント:
なんとなく面白そうですね。
徹夜するという意味の単語が面白いです。
国が違うと他国の文化が気になりますよね。
kazoo320
雰囲気としては徹夜よりは英語のオールナイトが近そうですね。公共機関も夜明けまで歩き回る人のために特別に朝まで深夜バスの増便があったりメトロの終電が一時間長くなったりするのが興味深いです。パリのドラノエ市長さんが個性的な人なんです。
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