2011年1月9日日曜日

つれづれ

今日はふつうに近況です。

新しいアパートはとても快適です。ただ1つとっても困ることは郵便物、とくに小包がまともに届いたためしが無いこと。車が敷地内にはいるために駐車場の入り口のバーを解除しないといけないんですが、私たちの部屋はまだ登録されていないので、管理人を呼ぶボタンを押すのです。ということは、管理人がいるときのみしか、車が入れない!私は頻繁にインターネットで買い物をするのでこれはとても大きな問題です!インターネットのモデムセットも、もう何度となく再配達をお願いしてもだめだったので、結局近くの郵便局に配送してもらってようやく昨日から安定してネット接続ができるようになりました。まあ、色々面倒なことが多いですが、それでも少しずつ改善しているのですからよしとします。

今日になって来週の討論会のお知らせがとどきました。会場はサン=ドニで、闇滞在の移民がテーマだそうです。パリ8とパリ13はこういう移民のテーマが得意です。昨年からうちの大学とコラボしているパリ13大学の先生が話すようです。後期出席しないといけない授業の先生なので、行ったほうがよいかもしれないけれど、直接に関係の深いテーマではないのでできれば一日割くのは避けたいです。

移民というと半年以上滞在している私自身も移民の定義に含まれるけれども、うちの大学やこうした討論会で焦点となる移民は、主にアフリカ大陸からの移民、とくに多い北アフリカの移民の文化や教育についてはなされます。こういう場では私たちは移民といってもかなりテーマからは遠く、韓国人も台湾人も日本人もまとめて中国人、と大雑把にくくられてきどき話をふられる程度です。まあなんの脈絡もなく、経済的にも選択肢がいろいろあるのに物好きできているアジア人が研究の対象として興味深くないのはあたりまえなので全然気にしませんが、フランス人でもなく、対象とされている移民でもない立場の自分がこういったテーマにどういう絡み方ができるのか、という点で考えます。文化や歴史背景が違う国の問題を日本とそのまますり替えることもできないし、日本がどこにあるもしらない人たちに、私たちの持っている文化的文脈や移民に対する感情についての一般論を数時間で理解してもらうのは多分無理です。該当者たちの等身大の意見をたくさん聞けるので、ありのままのフランスをよりよく知るという点では大変得をしていると思います。

0 件のコメント:

読んだらクリックお願いします!

にほんブログ村 大学生日記ブログ 修士課程大学院生へにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

最近の記事