ずいぶん季節はずれになってしまいましたが、パリ郊外のシュタイナー学校のクリスマス祭の様子をもう1エントリー写真中心にのせておきます。
羊毛の人形です。生徒たちの作品なのか、たくさん飾られていました。こんなにたくさんの羊毛人形を
一度に鑑賞したのははじめてでした。部屋はほぼろうそくの灯りのみで薄暗く、静かな部屋でした。
近くで人形をみるには、部屋の入り口に取り付けられた木の枝でできた高さ1メートルくらいの枠をくぐらないといけません。小枝のトンネルを抜けると、そこは妖精たちのおしゃべりが聞こえてきそうな森の奥深く。
自宅でのクリスマスディナーに灯す蜜蝋ろうそくを探していたのですが、なかなかみつからず、
一巡りしたあとにようやく見つけたのがここ、蜜蝋のアトリエ。
長い芯を手に持ってぶら下げ、大きな釜のなかで適温に解けた蜜蝋を何度も何度もつけては乾かしていきます。私もやってみたかったのですがかなりな数の子どもたちが列をつくってだったので写真だけ。蜜蝋に含まれる成分は喉によいらしいです。ヨーロッパの乾燥した空気は喉を痛めがちなので、冬は特に重宝しそうです。近くの市場に養蜂場のお店がでるので、いつか子どもたちをあつめて蜜蝋をつかったワークショップができたら楽しそうだな、とひそかにたくらんでいます。
こちらはアクセサリー工房。やはり若い女性が多いですね。ブレスレットやネックレスを作っていたようです。普段は洋裁のために使われている部屋らしく、生徒の作品らしきものが展示されていました。
こちらは最後に見学した現役生徒たちのコンサートです。衣装は一応白と黒という決まりがあるようですが、色以外はなんでもよいらしく、カジュアルなタートルネックの男の子もいればフリルのブラウスでおしゃれしている女の子もいました。全部は鑑賞できませんでしたが、英語の曲を聞きました。ちなみにフランスでも英語は私たちと同じく外国語です。もしかしたらドイツ語も習うのでしょうか?
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