2010年7月29日木曜日

お気に入りのお茶

大学が一息ついたのでようやくゆっくりとお茶の時間がもてるようになりました。

フランスといえば、のマリアージュフレールも大好きですが、結局手軽なスーパーのティーパックがうちの定番でつねに5種類くらい置いています。気分にあわせて選べるのが楽しいので。

最近のお気に入りは中国南西部の茶葉を使ったユナンというブラックティーです。

ビオのハーブティなども大好きですが、新製品をみつけるとつい手が伸びてしまいます。

お茶をぼーっとのみながら、いろいろ物思いにふけります。

人と人との縁についてとか。

先日自分の誕生日だったので久しぶりに両親に電話をかけたところ、

小学校の頃の親友と高校のときとても仲良くしていた友人から私の近況うかがいの連絡が最近あったのよー

と母。連絡きたならすぐ教えてくれればよかったのにー。

でもこのタイミングで彼女たちのことを思い出したのも何かの縁かもしれません。

小学校の校庭と焦げ茶色の高校の制服をきた15歳くらいの私が一瞬頭に浮かんできました。

小学校のときの友人にはもう15年くらい会っていないのでほんとうに驚きました。

大事な人というのは離れていてもずっとあえなくても心の中に私の存在をとどめておいてくれているものなのだなあとなんだかうれしくて感動してしまいました。

紅茶のおかわりを注ぎながら、近々彼女たちに連絡してみよう、と思うのでした。

2010年7月28日水曜日

ゆる旅リモージュ

リモージュ陶器&癒しの旅です。3ヶ月前から楽しみにしていたリモージュへの週末旅行。写真日記です、内容はあまりないですー。

ロワイヤルリモージュの工場へいきました。

町の図書館で期間限定開催中の世界の陶器の展覧会にいきました。西洋と東洋の陶器が並べて展示してあって、西洋の陶器がいかにオリエントの影響を受けたかがとてもよくわかる興味深い展示でした。

たとえばこれ。たしかオランダのお皿なんですが中国のお皿の絵付けを真似したものです。竹の生え方がやしの木みたいになってます。

旧市街の繁華街午前中は人っ子ひとりいませんでした。ほんとに人が少ないんです。

ここはリトファニーで日本でもおなじみのベルナルドの工場のショップです。B級品ですがお値打ち価格で高品質のリモージュ焼きが手に入ります。



パリではあまり見かけないかわいいサロンドテをみつけて迷わずお茶しました。女の子だけの旅は実はフランスにきてから初めてだったので、思う存分おしゃべりができて時間を気にせずショッピングもできてとにかく楽しかったです。

フランスの人にとってはリモージュ人=田舎者というイメージだそうです。町の店構えがどれも微妙にレトロで垢抜けない感じがなんとも癒されました。ここはフランスではめずらしい傘専門店。

ここはくすりやさん。アンティークのキャニスターが並んでいてなんともういい雰囲気です。薬は古くないといいけれど。

リモージュ周辺の電車の地図です。ぺリゴーが近いです。思いっきり内陸。

駅の建築はこんな感じでなかなか素敵。

雑貨屋さんでリネンのテーブルウェアを二つ購入どこもセール中なのでついつい。


リモージュの繁華街。セール中の土曜日なのに人がまばらです。

ゆるキャラな教会の守護ライオン(元)。この表情に癒されました。

リモージュといえばリモージュ焼き。そもそも目的は陶器工場のアウトレットショップです。一番有名なベルナルドの工場と歩いていけるロワイヤルリモージュにいきました。これはとっても気に入って即購入したリトファニーです。イースターのモチーフ。

さっきのサロンドテ。写真が順不同でごめんなさい。お店の手入れがよくゆきとどいていてお店の方もとっても気さくでいかにもいい人そうなご夫人でした。

2010年7月19日月曜日

誕生日パーティ

この週末は私の誕生日パーティをしました。フランスの場合、友達ではなく、自分自身で誕生日パーティを企画するんです。自分の好きなところでできる、ということで、わたしが選んだのはヴェルサイユ宮殿!のお庭でございました。


いつもはほぼ100%パリまで毎回約1時間半かけて参加しているので今回はお誕生日を口実にパリから友人を呼んでピクニックできればいいな、とおもいまして。(笑)

たくさんの友人に囲まれてとてもハッピーな一日を過ごすことができました。

写真わざとボケたの使いましたが、こんな雰囲気でした。
この日は結構涼しくて、木陰にいると寒いくらいでした。日向にでると陽射しが強すぎてみんな顔が下向きになってしまいます。


プレゼントご披露シーン。みんなのまえで一つずつあけて写真をとるのがフランススタイルらしいです。イギリス旅行から帰ったばかりの友人から大好きなイギリス食器をいただきました。他にもたくさんたくさん。遠くから来てくれるだけでもうれしいのにみんなとても優しくていい人ばかり。でもなかにはそっちのけでなにかに夢中な人々も。




自転車修理に興味津々の男性陣。マシンがつなぐ男の友情。


パンク直しなう。

王の湖でパンクの穴を確認するの図。

どうやら無事に修理できたようでした。



鯉釣りに興じるの図。


実はよく動いてくれたのも男性陣でして、ケーキを切り分けるのも手伝ってくれました。




最後にみんなで記念写真。

結局閉園までのんびり過ごして最後は鏡の間を外から見学してみんなで観光に来た気分で楽しかったです。来年はパーティ料理に腕を磨いてもっとたくさんの友達をお招きしたいと思います。



2010年7月17日土曜日

お仕事その3 フルーティな一日。

ここから読まれる方へ。
旅行からかえってめずらしく10歳の女の子と3日間すごすことになったので、その3日間のレポートをかいています。このページはその3のつづき。

3日目は公園もいきつくしてしまって、ほんのすこしもてあましたらどうしよう、という不安がよぎったりもしたのですが、なぜか、どうしてだか、きっと楽しいことが起こるにちがいない、という気がしていたのですが、やっぱりその通り。

森の中をひたすらあるいてだんだん疲れてきたふたり。そろそろ休もうとベンチにちかづくと。近くの木陰でなにやら赤いものがぽつぽつと見えたので、もしや、と思ったら...

なんと木苺を発見。

とげとげがたくさんついた葉と茎に注意しながら味見。

とっても甘くておいしいことといったら!


こんなにとれました。上のはその前に収穫したさくらんぼです。女の子(くわしくはその1と2をみてくださいね。)はとっても怖がりで、木苺のとげがこわいといって収穫は全部わたしのお役目でございました。


木苺をほうばっていると白鳥がみにきました。自分は草たべます。といわんばかりにおもむろにわたしたちの目の前で池のきしの葉をはんでいました。くちばしがすっごくはやく動くのですねー。本物はそんなに白鳥の優雅なイメージをくつがえすおもしろい奴でした。

このあと昼ごはんを食べに一度家にかえって午後また他の公園へ出かけたのですが、なんとそこでは野いちごが一面にひろがる林があったんです!!トゲがないのを確認した後女の子もいちご狩りに燃えました。

そんなこんなであっというまに最終日終了。

まさか近所で3種類も木の実狩りをすることになるとは予想だにしなかったけれど、やっぱり信じていると向こうから楽しいことはやってくるんですね。

子どもと過ごす一日はほんとうに奇跡にみちています。そして一つとして同じ日がない、といったけれど、本当は大人の過ごす毎日も奇跡にみちているはず。そのヒントをもらったような3日間でした。


2010年7月14日水曜日

お仕事?その3 もりのなか

3日目には気心知れてすっかり楽しくなった二人。一日目は私に紹介しつつ近場の公園2つをぶらぶらローラーブレード&散歩&おしゃべりであっという間に終了。2日目はピクニック&プールでかなり盛りだくさん。とくにプールの始まる時間が私の仕事の終わる1時間前だったので時間がたりないくらいでした。さて今日はどうしよう。この2日間で近場の公園はいきつくしてしまい、歳にしては幼いといってもさすがに小学校高学年ともなると初日と同じ場所で半日はきびしそう。お母さんにサンドイッチを買うように言われているので公園&お買い物は決まっているけれど、、、。ねえ、今日何したい?


毎日の時間の過ごし方は、もう大きい子だし 毎朝紙に書いて一緒に決めていました。一日の流れがなんとなく把握できてお互い納得しているだけでその後一日スマートに事が運びます。その通りに完璧にこなすためではなくて、一応の指標となるものをもっておくことの安心のためです。

子どもと過ごす日は一日として同じ日がありません。こうしよう、と計画していてもその通りになることなどまずありません。


とにかくお出かけが大好きアウトドア派な彼女の意見で、午前公園 午後公園 に決ましました。

本日のプランは女の子が普段あまり行かない少し離れた公園めぐりです。


お目当てはここ

でもよりみちばかりのふたり。森に続く道沿いにさくらんぼの並木道を発見。予定変更。
さくらんぼ狩りを大興奮で楽しみました。

その後まだ彼女が元気そうだったので森の中を散歩。この鳥はプレドー(水鶏?)フランス人の命名方法ってものすごく単純です。エスカルゴドー(タニシ)にプレドー ふふふ。鳥といえばもうひとつ。




つるです。この子と折り紙もしました。これは朝出発前に。折り紙は初日にわたしの18番の手裏剣を一緒に作って以来、とても気に入ったようで毎日せがまれます。今日はつるの絵も書いてちょっとした異文化理解のときをすごしました。この子の工作はぴったり折るのとはさみの使い方がなんともおぼつかないのですが、経験が大事です。一つは糸をつけてライトからつるして部屋の飾りにしました。

長いので、つづきにします。





2010年7月12日月曜日

お仕事その2 お城を発見

10歳の女の子とすごすお仕事2日目。プールにいきました。途中ですごくいい感じのお城がありました。小さいけれど城壁と堀は立派です。個人の邸宅のようでした。こんなところに住んでいるなんてすごいですよねー。

これもお城の写真です。
かえる公園。その名の通りかえるがいました。お掃除中だったので遊べず。
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郊外の公園は子供むけのアスレチックがパリより多少ましな気がします。
プールはあまり時間がなくてばたばたしていたので写真がありませんが、とても水が好きな少女でもっと居たかったけどたのしかったといっていました。それにしてもこの子とてもかわいいです。ものすごくピュアというか幼いというか、体は10歳だけれど中身は私がいつもみている6歳半の子よりも幼い感じすらします。このくらいの子がみんなこうなのかというと多分違うと思います。この子のお母さんもかなり早口ではありますが、子どもとの会話を楽しめる人で親子関係がすごくよさそうです。

2010年7月11日日曜日

お仕事その1 10歳の女の子と3日間遊ぶ


ノルマンディー旅行の最終日に翌週のシッターのオファーを会社からいただいて、この一週間は毎日シッターしていました。前半はいままで何度か派遣された近隣の家族、後半ははじめてのお客さんで、少し遠くのguyancourtに住む10歳の女の子を3日間ほぼ一日みることになりました。最近フランスの子育てエントリーを書いていなかったので、3日間のレポートをあげておこうとおもいます。まずは一日目。夏っぽい写真がとれたのでたくさん写真を載せます。字を読むのが面倒な方は写真でフランスの夏をお楽しみください。

ギヤンクールという場所は先日日本語のレッスンで企業にでかけたのが初めてで、朝は目的の停留所につくバスの本数が一時間に2本と少ないために初日は無事到着するまでに非常に苦労しました。クライアントはめちゃくちゃ早口なご婦人で、電話での前日連絡でバスの番号が聞き取れないくらいで少々不安でしたが、実は同じ派遣会社の事務員さんで、とても気のいい猫好きのご婦人でした。娘さんは褐色の肌でちりちりのでボリューミーな髪の毛のフランスの海外領出身、ご主人とは離婚されて母子家庭です。お母さんの肌は白いのでお父さんがアフリカ系なのかと思いきや、サロンに飾ってある写真を見ると、このご婦人とはまったく別人の黒人女性とお父さんらしき人が微笑んでいる写真を発見。母子家庭の子どもをみるのははじめてでしたが、シッターしていた家族が離婚して仕事がなくなった経験はあります。フランス家庭は複雑な事情を抱えるこうした複合家族が多いのでもはやあまり驚きません。

私が挨拶をすると恥ずかしそうな表情の女の子。背丈は私とほとんど変わらないくらいだけれどまだまだあどけない表情のかわいらしい子です。私の得意とする年齢範囲は2歳半から5歳くらいなので、10歳と聞いて、生意気な子どもだったらこわいわーとどきどきでしたが、この笑顔なら、大丈夫そうです。

近くに公園が3つあったので初日はそのうちとくに女の子がお気に入りの2つの公園に行ってお散歩をしました。


公園では5歳の子と同じように遊具で遊んだり、キックボードで走ったり。写真の公園は遊具のないもう一つの公園で中央に池があって、魚やカモやトンボを観察。タニシの大きいのがたくさんいたのでそれもじっくり観察。女の子は"escargot d'eau" " 水カタツムリ"と言って棒でつっついて遊んでいました。

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2010年7月2日金曜日

手作りだけどおいしくないマカロン

町歩き中に目に留まったマカロンのキーリングです。とてもよくできていておいしそうですが食べられません。なんでもこの町のアーティストが手作りで作っているものだそうで、ここでしか購入できないそうです。

カシスとピスタチオがとりわけかわいらしかったので旅のおみやげにつれて帰ります。
小物を集めるのはもともと好きなのですが、小学生のころ以来の小物集めブームがきております。シールや消しゴムや匂い玉を引き出しいっぱいにあつめていたことをふと思い出したりします。

色とりどりのマカロンは食べるよりもずらりとならんでいるのを見るときのほうが楽しい気がします。これ女の子用のフランス土産にもよさそうです。

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