今年の夏は論文と翻訳と市場調査のアルバイトを掛け持ちしていたので意外とやることがいろいろとあり、あまり外出しなかったのですが、シャンパン祭りというのを耳にしてどうしても行ってみたくなり8月の半ばに身近な仲間でシャンパーニュ地方へ一泊したのを思い出にのせておきます。
シャンパン祭りはシャンパンの道というのに沿って点在する生産者の村のいくつかが毎年会場として選ばれているようですが詳しくはよく知りません。かなりゆるーい雰囲気のお祭りでしたよ。村人の手によるローカルな祭りのようで、ときどき見かけたバンドの演奏もふつうの村のおじさんや若者たちだったりして。
村内のホテルはすべて満室だそうで、最寄のトロワからバスで入り、村と村の移動にはタクシーを使いました。トロワはパリ東駅から一時間ちょっとのところにあるアウトレットモールで多少知られたシャンパンコルクの形をした町です。
はじめにイベント会場で入場料代わりのシャンパングラスを買うと、協賛のカーブのマップがもらえて、好きなところで試飲できるシステムでした。私達の一行はもともと車が無いのでタクシーでまわりましたが、参加者のほとんどが自家用車で来ていて驚きました。そもそも徒歩で巡るは不可能に近い範囲でとくにシャトルバスやトラムが用意されているわけでもなく、アルコールを飲むイベントが開催するのは日本ではあり得ないですね。
シャンパンが飲める場所には地域住民の手作り品の販売や軽食、シャンパングッズなどが売られていました。上の写真はシャンパンのコルクの上についている蓋の部分を大きくしたデコレーションアイテム。シャンパンのコルクについてる蓋を集めているコレクターも居るらしいです。コレクター用の蓋のセットを販売するテントがいくつかでていました。
シャンパンカーヴと工場を無料で見学できました。いくつもの試飲ポイントでここのシャンパンが出されていたので、どうやらここのメゾンがパトロンになっているイベントのようです。
詳しいガイドつきでとてもよかったのですが、内装がやたらとサイバーなのが気になりました。
このおじさんが丁寧に説明してくれました。息子が日本にいたことがあるといって、ガイド終了後にいろいろお話してくれました。追加情報が聞けて少し得した気分でした。
でもやはり内装が気になった私。カーヴなのになぜかミラーボール。
カーヴの内装と対象的に、祭りの会場はものすごく手作り感にあふれた飾りたち。この統一感のなさもまたこの祭りのゆるゆる感がでています(笑)。
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