2010年10月26日火曜日

引越しします。


あと2年くらいはフランスにいそうな感じなので、実はずーっとよい物件を探していたのですがようやく新しい住居がきまりました。場所は同じくヴェルサイユです。お城を基点にするとちょうど反対側に20分から25分。ややパリ方面に上る感じです。バスを使わないと結構駅からは遠いけれど、静かなレジデンスの敷地ないの建物の最上階。

よく知っている韓国人と日本人と一緒にシェアしようか、という話が急に持ち上がったので、ここ最近はまた本腰を入れて探していました。パリの住宅難ほどではないのかもしれないけれど、外国人学生にはハードルの高いフランスでの良質な物件探し。フルタイムで仕事をもっていて生活は英語メインで済ませている友人に代わってまだ大学の始まらない私が物件探しのほとんどをまかされることになって実はかなり精神的にストレスでした。私たちもフランス人からみれば移民ですから、エージェンスでは私一人で行くとかなり冷たくあしらわれたり、内見させてくれても、何週間も待たされて他の人に取られてしまったり。いかにも表面上は平等を取り繕うフランスらしいですが、ぎりぎりのところまではいけるのに、肝心な契約書のサインとなるといろいろ理由を並べて日取りを決めてくれない。だから望みをかけて待った末に最終的にダメなことが多く、結局膨大なエネルギーと時間のロスになるだけ。そのディテールをまるごと経験するのが直接コンタクトを取る私で、ストレス全部背負わされているような気がして、正直もう無理かなと思っていました。
それが最後はあっさりと良縁に恵まれてトントン拍子に決まり、他2人もそれぞれよい働きをして協力できた感じだったし、なにより3人ともとても満足しているので、ベストな物件にきまったと思っています。全部で見学した物件は4つ。シェアする分、上限額に多少の余裕があったのがかなり良かったと思います。

外観は何の変哲もない面白みのない四角い集団住宅の一番上の階、しかもエレベーター無し!なのは正直古いヴェルサイユらしい建物が希望だったのでかなりいまいちでしたが、内装がとてもきれいで部屋割りがよく、私たちには住み易そう。ちょっと下町っぽい雰囲気も外国人にはちょうど良いかなと思うし、バスタブもあるし、小さくても部屋がきちんと分けられているのでお客さんを呼ぶ部屋もある、駅までのアクセスも今より少しはよいし、大家さんは英語の達者な同じくアジア系の男性(私の他2名はイングリッシュスピーカーなので好都合)ということで、私たちにはこれ以上ないくらいの良い条件でした。細かい交渉点と不明な点もすべてクリアでき、昨日、早速鍵を受け取ることができました。ただし家具なし物件なので、まだすぐには完全に引っ越せません。ひとまず寝具や家具一式そろえるためにIKEA等のお世話になりそうです。

これが新居の写真。





急にやるべきことがどっさりになりましたが、引越しは念願だったのでとってもうれしいです。

ところで今日も大学に一応、行ってきます。

無駄足になる率80%。

でも学生主導のストの場合は現地に行く以外に知る由がないので仕方なし。

C'est la France !!

今日もめげずに頑張ります。






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