2008年6月8日日曜日

アートテラピー教室 @パリ郊外





絵の具を使ったアートテラピーのスタージュに行ってきました。
無事に参加でき感無量でした。

場所は今回パリ近辺で一番大きなシュタイナー学校です。
郊外といってもRERのA線でLA DEFANCE から20分くらいなのでそれほど遠い感じはありません。

学校の建物は木材がたくさん使われていて、建物の中に入るまで緑の小道がいたるところにありかくれんぼや探検が楽しそうです。

保育室と思われる部屋にはルノワールとかゴッホとか画家の名前がつけられ、廊下にはたくさんの絵画が飾ってありました。(写真中)

講義室の壁には今日のために既にこの養成校で3年間練習をつづけている生徒の作品がずらりと並べてありました。
(写真一番下)

今回は次回の養成プログラムに申し込み予定の生徒たちのための準備のための3回連続講座の一番初めの回でした。

日本人、というかフランス人でないのは私だけでしたがアントロポゾフィ協会や絵画のアトリエで何度か
顔を合わせた知り合いの方が参加していたし、講師の方とアシスタントの方も外国人の私を気遣ってちょくちょく声をかけてくれたし、休憩時間やお昼のときなどとても気さくに話しかけてくれてリラックスして参加できました。

言葉が心配だったのですが、講義の内容がほぼ理解できたのは自分でもびっくり。この日のために毎日3ページづつシュタイナーの描いた関連書をこつこつ読み進めた努力は無駄ではなかったということが証明されました!!





☆今日のプログラム☆

 8:30~10:30 講義(絵画治療概論) 本の紹介 オリエンテーション

11:15~12:20 参加者自己紹介

12:30~14:00 昼食

14:00~15:00 イントロダクション

15:00~17:00 にじみ絵のワーク 

17:00~18:00 ワーク解説・質疑応答
            
18:00~18:45 養成プログラムと絵の道のりの紹介

18:45~19:20 講師略歴紹介

解散


にじみ絵は2人ペアで行いました。それぞれ黄色か青どちらか一色選び、会話をするように交互に
描くというものです。描くことで対話をするためにペアの人とは言葉を交わしてはいけませんでした。
同じ紙に2人で交互に描くというのはとても新鮮な体験でいろいろな発見がありました。

大変参考になりそうな本をたくさん紹介してもらったので少しづつ買い揃え、次回までに一冊は読破したいと思います。

ちなみにお昼は食堂でみんなで頂きました。すべてBIOのもので、前菜はアーティチョーク、メインは白身魚のソテーときゅうりと玉ねぎがたっぷりのピラフ、デザートはさくらんぼでした。
私のテーブルには私以外は年配の主婦の方がただったので息子夫婦と孫の話題、そして日本の文化や私の自己紹介みたいなことでもりあがりました。

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