今週からフィールドワークをはじめました。ある団体に属しているフランス市民に電話をかけて自己紹介し、取材のアポをとることから始まります。見ず知らずの人ですから、しかもフランス語ですからやっぱり電話をするにも小心者のわたしとしては結構勇気が要ります。
最近ワークといえばアートトレーニングワークのことを書いていましたが、こちらは世に言う実地調査、現地調査のことで、私の論文作成のためのものです。
私の担当教授はこの夏で定年退職される予定なので、何がなんでも6月の口述審査に間に合わせたい、とかなり硬直してしまっている私。これはなんとかしなくてはいけません。
こういうときこそ自分の内面に聞くことを大事にしなければ!せっかくアートワークやアトリエで内面に聞くことの意味をたくさん考えたのだし、一行でも論文をすすめなくてはいけない気がしていけれど、精神面で強くなることで結構乗り越えられる気もする。うまく舵取りできる方法などについても試行錯誤の時間も大事ですからね。
論文を書くのは大変だとたくさんの方が言いますが、いったい何が大変なのかって、実はそれが自分との戦いに勝たなければいけない、という所だと思います。体力も使うけれど、精神面でとても大変なことが起こるからです。
論文を書くときはきっと誰もが自分の考え得るなかの一番よいものを書こうとするでしょう?そうやって真剣に向き合おうとするとき、自分がこうであるべきと思う自分、つまり理想の自分と実際のふがいない自分のギャップをこれでもかという程につきつけられる。それがなにか書く人の苦しみのひとつなのでしょう。私自身が今ものすごくこれで苦しんでいるのでそう思うだけかもしれませんが。
理想の自分になりたいと妄想ばかりしていると、全然なれていない自分にはたと気づかせられたときにさらに大変です。理想の自分がものすごく高い人というのは鬱になりやすいと何かで読みましたが、このつらさにおぼれてしまったらそれは鬱になるな、と納得します。
やはりここでも今の自分のありのままを受け入れるということが必要です。私にはそれが足りてなかったということに気づかされます。特に知識・能力といった側面についてです。
はー。この辺にして研究にもどります。。。。
2 件のコメント:
頑張れ〜。
私は応援しています。
自分の今の状態を観て、受け入れ下さいね。
そのことが自分を前に進ませます。
私も今、エクストラ・レッスンの5間の合宿に入っています。
ただ、今できることを淡々とやることが今を強め、未来をつくります。
あなたなら大丈夫です。
何も足りないものはありません。
全て持っています。
ただ、原石のままで磨かれていなくて、輝いていないだけです。
kazoo320
とても励まされました。ほんとうにうれしいメッセージ。ありがとうございます!
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