フランス滞在中になんとしても行きたかったラベンダー畑に念願かなって行くことができました。
ラベンダーの季節は6月下旬から7月の3週目~8月のはじめくらいまでなんですが、一番いい時期がバカンス前です。ということは、一年の中で一番所用で忙しい時期なんですよね。急で、しかもはずせない予定が入りやすいので事前のチケットの予約がなかなかむずかしいこと、車が無い人の場合はツアーを早めに予約するほうがいいこと、直前の予約は花の時期が限られているため同じ時期に観光客が集中するため非常に値段が上がること、などから実はリュベロンのラベンダー畑は行けそうで行きにくい場所だと思います。
旅の苦味
昨年は事前のリサーチが甘くて時期を逃してしまったので、今回はかなり前からチケットを予約したのですが、急な用事でドイツへいくことになって、日程を変更せざるおえなくなってしまいました。結局チケットはドイツの飛行機よりも高くなってしまいました。
それから事前に直接電話して申し込んでいたツアーも変更になって、一番行きたかったセナンク修道院に行くことができなかったのが非常に残念で、ひとつ上のランクのツアーに変更になったのにもかかわらず、実はツアー中非常に落胆してしまいました南仏の風を感じられただけでも贅沢な話なのに、まだまだ修行が足りませんね。フランスはこういうことがいくらでも起こりうる、と言い聞かせても、これはかなり残念で、なかなか立ち直れませんでした。こういう事態を避け、どうしても行きたいところに確実に行くには、車がなければりレンタカーが一番いいと学びました。
パリのリヨン駅からTGVで約3時間。
アヴィニヨンの町からツアーに参加しました。アビニョンの町は城壁にぐるりと囲まれています。
お昼はプチトラムで町をめぐった際に見つけた南仏料理を出すレストランでいただきました。野菜のミルフィーユと自家製オリーブのタプナード、ミントとシナモンの効いた爽やかな味のタブレです。暑い日だったのでぴったりのメニューでした。南仏料理は味つけがしっかりとしていて、とにかく野菜がおいしく、日本人の口によく合います。
ラベンダーの種類は主に2種類あるそうで、色の濃さと香りが違います。この濃い色のほうは限られた場所でしか栽培されないと聞きました。
花の周りには蜜蜂がたくさんいて、蜜を運ぶのに忙しそうでした。
ラベンダーの製造過程がみられるラベンダー博物館に行きました。ラベンダーのエッセンスを抽出するための方法はとてもシンプルです。伝統的な作り方ではラベンダーと水を混ぜて火にかけると鍋のパイプから水とエッセンスが出てくるというものです。新しい抽出方法では水とラベンダーを混ぜないで火にかけます。
博物館の庭です。
3つのラベンダー畑に寄りました。
ひまわり畑もみました。大量のひまわりが、みーんなそろって太陽のほうを向いているのが面白いです。
フランス語でひまわりは「太陽の花」というらしいです。ここはツアーの出発地点から程近いので自分の足で行きました。
「アヴィニョンの橋でおどろよおどろよ」の歌で有名なアヴィニョン橋です。
アヴィニョンの人々は驚くほど優しく、とても親切でした。来年はもっとのんびり滞在したいです。
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