南仏旅行で海岸沿いからタンド線で内陸に向かう景勝列車に乗りました。
一番イタリアよりの海岸沿いの線をヴァンテミリアでタンド線に乗り換えです。
日帰りで見所の多くアクセスしやすい村に出来るだけ多く寄れるようにと考えると、終着駅のCUNEOまでいくのは時間がかかるので、タンド線の一番イタリアよりのフランスの駅タンドで折り返すコースでプランを立てました。乗り継ぎの時間や次の電車までの間隔を考慮すると旅のプランがはおのずと決まってしまいました。
平日だったのに日曜日にしか走らない電車をプランに入れてしまって、結局行きたかった村の一つソスペルには降り立てませんでしたがそれ以外は予定通りの電車に乗ることができたのと、メインで訪れたタンドの村がとても良かったので大満足です。
旅の足跡
9:44 NICE 発
前の座席におばあちゃんと3歳の女の子。ずっとくまのぬいぐるみに話しかけている様子がなんとも可愛らしく、窓に映る姿をみながらずっとおんなのこのおはなしに耳をかたむけていました。隣に座っているおばあちゃんが優しくその子のお話に受け答えしてあげていて、とてもいい関係に見えました。とても優しいおばあちゃんでした。同じ駅で降りたので、ベビーカーをおろすのを手伝ってあげ、すこし会話を交わしました。女の子の両親はアンティーブにいるそう。夫婦水入らずでお出掛けかなにかなのでしょう。彼女はホストファミリーとして日本人の学生を受け入れていると言っていました。意外と日本人とつながっているフランス人って多いのかもしれません。
10:21 MENTON着
次の電車まで約一時間ほど自由時間。海岸沿いの道まで約5分。ビーチはファミリーが多くいました。
この町の名物はレモン祭りに代表されるように柑橘系の果物。駅を降りるとすぐにオレンジの木を発見しました。
あまり時間はなかったけれど、せっかくなので海岸沿いの通りのcafeでオレンジジュースを頼飲みました。雰囲気はいかにも柑橘なcafeが並び、なかなかでした。
特別おいしいジュースかと思いきや普通のオレンジーナでちょっとがっかりでしたが冷たくて汗が引きました。
その後ほんの少しだけ海に入りました。水はすごくつめたかったです。砂利浜なので波打ち際は透明でとても綺麗。波で削られてまるくなった石が可愛らしくてお土産にいくつか拾いました。
たまねぎが甘く、生地がこうばしく見た目よりもおいしかったです。
11:28 MENTON発
11:40 VENTIMIGLIA着
海岸沿いに陣取ったもののすぐに到着。ニースより東はトンネルが結構多い気がします。ここはただ乗り換えのために降りました。駅構内でイタリアのお土産が売られていました。気の利いたサンドイッチも売っていますが、レジで結構並ぶので時間があれば他であらかじめ買っておくのが良さそうです。
12:03 VENTIMIGLIA発
←この電車の到着が15分ほど遅れました。待っている間ちかくで同じ電車を待っていたおばあちゃんにひげが生えていたのでびっくり。実は70歳くらいの女装の男性でした。
13:04 TENDE着
駅の近くのお店の前で日向ぼっこ中のおじいさんに村へのアクセスをきいたところ、山登りコースを教えてもらってしまい、だれもいないけもの道をサンダルでしばらく登ってしまい、かなりなエネルギーを消費。降りてくる人にようやくすれちがったので、先の道を聞いたところ、そのサンダルじゃ無理だね、と言われておとなしく下山。おじいさんに会った地点にまっすぐ歩くとすぐに村の入り口に到着。
長くなるので村の様子は別にアップします。
ここでの食事はあてにしてませんでしたが、ハイシーズンのためかレストランはほぼすべての店が営業していました。どこの店もたいていpLAT DE JOURが10ユーロもしなかったのでタンドの物価はパリと比べかなり安いです。知っていたらここで食べてもよかったなぁ。
17:22 TENDE発
予定では16:08の電車に乗るはずが、平日はその電車がないことに気付き予定変更。引き続き一時間タンドを見て回ることに。
cafeで一息ついたあと、再び村に戻り、ひょんなことから丘の上の城の跡地につづく道を発見。素晴らしい眺めでした。
一番目立つ建物がノートルダム教会です。だまし絵と彩り豊かな壁画が一種異様な雰囲気をかもし出しています。こんな辺鄙な村には不自然なくらい大きく、なんだか怖いくらいでした。
18:57 Drap-Cantaron着
SOSPEL(ソスペル)で下車したかったけれど乗り継ぎの関係で断念。Drap-Cantaronという駅で30分だけ下車したものの特に何も無く・・・。
19:37 Drap-Cantaron発
ときどき車窓を楽しみながら車内でウトウト。でも外はまだまだ明るい。
19:52 NICE着
夕食はホテルの近くの和食屋さんに行きました。
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