今日はお隣のこどもたちと一緒に
午前中は 子ども向けの展示、午後は映画 どちらもポンピドゥーセンター
http://www.cnac-gp.fr/Pompidou/Accueil.nsf/Document/HomePage?OpenDocument&L=1
をフルに活用して愉しんできました。
まずは午前中のレポートです。
EDOUARD SAUTAI というアーティストの期間限定展示で、
L’OEIL SUR L'ECHELLE という名前のものです。
ECHELLE は尺度という意味です。
フランス語での詳細はこちらです。
Centre Pompidou - L'Oeil sur l'échelle - Art culture musée expositions cinémas conférences débats spectacles concerts
以下、この催しの詳細の日本語訳と原文です。
エドゥアールSautaiは、写真とビデオを使って表現を成し遂げる造形美術家です。
この展示は、生産、スケールの変更、見解のゲーム、トロンプルイユ(だまし絵の手法)
を結合する彼の足取りの独創性を調査するために許されました。
彼は、現実の世界と物質の縮小の対象の世界とのいくらかの対立を確立します。
視覚装置を通して、 それはスケール、シフト、幻想の変化を持ち出します。
彼の作品は、ことの順序の混同を導きます。 彼が選んで画面に置く物(たとえば家や車)は、
最も若い年齢から習慣である価値と参照符の世界を疑います。
彼の創作活動をじかに体験するために、2台の教育的な装置は、大きさ、surdimensionnement、
視点のの制約を探検できるようになっていて、これを体験する子どもたち、あるいは大人たちが
自分自身のモデルを作製して、一つの作品を作れるようになっています。
Edouard Sautai est un plasticien qui réalise, entre autres, des photos et des vidéos. Cette exposition/atelier permet d'explorer l'originalité de sa démarche qui combine mise en scène, changement d'échelle, jeux de point de vue, trompe-l'œil.
Il établit des confrontations entre le monde réel et le monde des objets en réduction. Par le truchement d'appareils optiques, il introduit le changement d'échelle, le décalage, l'illusion. Ses œuvres induisent une confusion de l'ordre des choses. Les objets qu'il choisit de mettre en scène, la maison et la voiture, questionnent le monde des valeurs et des repères auquel l'enfant est accoutumé dès son plus jeune âge.
Pour aborder son travail, deux dispositifs pédagogiques invitent les enfants à reprendre ses règles du jeu pour explorer les contraintes d'échelle, le surdimensionnement, le point de vue, créer leurs propres maquettes et réaliser leurs propres images.
開催期間:2月20日から6月30日まで
すぐに飽きてしまうかもしれないと思いつつ連れて行きました。5歳の男の子はこの手法が理解できず・・・。結局途中からは画面にうつしこむためのおもちゃ(プラスチックでできた恐竜やままごとセット)自体で遊んでいました。作者の意図とは少々離れた愉しみ方ですがそれなりに愉しかったようです・・・。一方6歳の女の子は自分の作品作りに集中して2箇所の装置であわせて一時間以上も取り組んでいました。しっかりした幼稚園の年長さん、もしくは小学生以上が意図の通りに楽しめる対象年齢ではないかと思います。
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