メーデーはミュゲの花束

フランスは5月1日はメーデーで祝日です。
メーデーにすずらん（ミュゲ）を送られた人は幸せになるといわれているそうで、祝日でほとんどの商店が閉まっているのにかかわらず、この日は道端に幸せを呼ぶすずらん（ミュゲ）の花売り屋台がいたるところで見つけられます。今年知ったのですが、この日だけは誰でも道端ですずらんを販売してよいそうです。やたらと花売りがいるのはそういうわけだったのですね。たいていは小さな一輪挿しが2ユーロ、ローズとセットで４ユーロなどお手軽なサイズ・値段で売られています。ミュゲのプチブーケをこの日手にしない人はいないだろうというくらいメジャーなフランスの習慣なようです。去年オペアしていた日仏家庭の女の子はすずらんの花とその子の名前が刺繍された枕を贈られていました。去年フランスに来てすぐの頃、このメーデーがあって日本にはない文化を知って嬉しかったことを思い出します。今年は贈ったり贈られたり私もメーデーらしい一日を過ごしました。