日本では、伊勢丹はじめ各デパートが海外のショコラティエが一同に会する「バレンタイン限定、特設会場」というのがあって、海外のショコラティエをチェックしつつ、気に入ったお店のショコラを「自分にご褒美」などいって試すというOLさんっぽいことをしていました。
ブ リュッセルはこの夏、とても涼しかったこともあいまって、「せっかくチョコレートの国に来たのだからいろいろ試さなくては!」と時間さえあればショコラ ティエ巡りをしていました。その中でも、日本からファンだった「ピエールマルコリーニ」には絶対いかなくてはと思っていました。
ブリュッセルの「ピエールマルコリーニ」はサブロン広場にあります。ゴディバ、ウィタメールなど強敵ぞろいの一角にひときわ洗練された黒いモダンな店構えがひかえめながら目を引きます。
日本ではショコラプラリネが6粒で2100円、ベルギーのほかのショコラティエとくらべてもモダンで洗練されて気取った印象がありますが、日本よりはかなりなお値打ち価格で楽しめます。
ピエールマルコリーニ1964年 ベルギー生まれ
優秀なホテルマンや料理人を多数輩出する食の
専門校ブリュッセルの“CERIA”(セリア)で学び、
パリの“FAUCHON”(フォション)、ブリュッセルの
“WITTAMER”(ヴィタメール)、 “Mahieu”(マイユ)
で修行を重ねた後、94年にショコラティエとして独立。
現在は、ブリュッセルのグラン・サブロン広場をはじめ、
ベルギー国内に8店舗を構えます。
日本には、2001年初上陸。
今、最も注目を集めるショコラティエです。
いろいろ試した中で一番のお気に入りは実はチョコレートではなく、アイスのデザート。チョコレート、ベリー、キャラメルと3つの味がありますが、なんと いってもキャラメル味が最高。バニラアイスとキャラメルが何層にもなっていてガラスのカップに入っています。これで一つ3.5ユーロ(写真のcafe)は食べなきゃ損で す。人気なようで最後に行ったときはもうこの味だけ売り切れでした。残念なことにcafeは併設されておらず、このときは隣のcafeで頂きました。このcafeは同じ広場のすぐ近く、ゴディバの隣にあり、cafeを注文するとソーサーにゴディバのチョコが一枚サービスされます。すごい!テラス席を滞在中2.3回利用しました。こっちのcafeは持ち込みOKとはいえ、ちょっと気が引けましたが・・・。
マカロン。ここまでほめておいてなんですが、このブランドは全体的に過剰包装なのが気になります。アイスデザート一つでさえも箱に一つ一つ入れた上に立派な紙袋に入れてくれました。高級ホテルを利用しているようなセレブ気分が味わえますが、普段使いよりはウェディング、ギフト向けといった感じです。このフランス人のデザイナーによるモダンなデザインが特徴なので、チョコレートにはかなり高いデザイン、包装代が含まれているにちがいありません。普段利用としては環境問題を考えるとかなりな無駄といえます。私の場合は箱と紙袋を利用してこどもたちと「チョコレートやさんごっこ」(←このテーマでトピックを書く予定です)をするというアイデア思いついたため、図らずも大変有意義な再利用(リユース)をすることができました。
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