日本語だと 「ノート」
ポンピドゥーセンターの脇のMK2という映画館へ観にいきました。
ポスターの写真が印象的で、ずっと行きたいと思っていたのですが、
想像以上にすばらしい内容でした。
ポスターの写真が印象的で、ずっと行きたいと思っていたのですが、
想像以上にすばらしい内容でした。
以下に少しスペースを空けて内容を載せますが、
自分で観たい方はご注意ください。
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以下映画の内容
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舞台はごつごつとした岩山の貧しい村。
映画は、アフガニスタンの村が爆撃された衝撃的な
映像からはじまりました。
学校に行きたい、という一身で村でこの村の一人の女の子が
村でたった一つの売店にノートを買いに行きます。
でも、なかなか手に入れることができなくて・・・
主人公の女の子の健気さと、愛らしいしぐさ、素朴で純粋で一途なまなざし
が 観る人の心をぎゅうっ、ととらえます。
ようやくたどり着いた学校の帰り、戦争ごっこに興じる粗暴な男の子たちが
彼女を取り巻き、容赦なく彼女の大切なノートを奪って・・・
この小さな女の子の学びたいという気持ちは
朝露のしずくのようにちいさくて透き通って純粋な願いです。
女の子のしぐさ、表情、言葉が、観る人の心を和ませ、観る人を映画に引き込ませ
ながらも、後半は男の子たちの彼女への粗暴な振る舞いに、
戦争の野蛮さ、子どもたちをそうさせてしまった社会のねじれを思い起こすことを
余儀なくされて、観終った後は監督の戦争のメッセージがずしんと胸に響きます。
この監督はなんと18歳の女性だそうです。
一族のほとんどが映画界にかかわる、
映画のエリート家庭に育ったそう。
上映している映画館をみつけたらまちがいなく
もう一回観てしまうと思います。
本当におすすめの 映画です。
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