先週ケ・ブランリー 美術館にいってきました。 museé du quai branly アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカの原始文明にスポットライトをあてた新しい国立美術館、ケ・ブランリー美術館が2006年6月にオープンしまし た。住所である「ブランリー河岸」をそのまま名前にしたこの美術館は、エッフェル塔とアルマ橋の間、セーヌ川沿いにあります。アラブ世界研究所と 同じくジャン・ヌーヴェルの設計で、池や小さな丘のある庭に囲まれた、気持ちの良い造りです。照明を落とした展示室には、マスクやトーテムポール、彫像、 楽器、装飾品などが幻想的に浮 かび上がり、その美しさは厳かな気持ちにさせられるほど。多くのビデ オ画面が設置され、舞踊や祭り、儀式の様子を見ることも できます。ケ・ブランリー美術館の登場で、パリの美術館の顔ぶれがますます豊かになったという印象がありますね。オープンから数ヶ月経ってもその人気は相変わらずで、週末ともなれば1時間待ちもザラです。できれば平日の午前中を狙って行きましょう。 かなり新しい美術館で、アジアの展示が豊富です。 去年の夏に行ってとてもよかったので、 今回は c' est le pérou という ペルーの特別展を目的に行ってきました。 鳥のような人間のようなモチーフの表情がユーモラスでで面白く、 カラフルで複雑な手織りの大きなタピスリーがたくさん展示されていて はなかなか見ごたえがありました。 わたしはこの美術館の展示の仕方がとても気に入っています。 お面や民族衣装が裏側からも観られるように多くの作品が 前面ガラス張りになっていたり、 紀元前の作品がシンプルで現代っぽい枠にはめられていて、 とても古いのになぜかとてもモダンに見えるのです。 この特別展でも、垂直の大きなガラスの板にタピスリー の柄が入れられていて、上からライトがあたって、 床に影絵のように投影される仕掛けの展示がなかなか素敵でした。 常設展のアフリカのあたりがお気に入りです。 巨大な石像群の裏から槍をもったお面の人たちが 現れそうでドキドキします。 離れにcafeもモダンなCAFEもあって、鑑賞後 タルティーヌ(オープンサンドイッチ)を食べました。 Musee du Quai Branly ケ・ブランリー美術館 | |
37 quai Branly 75007 | |
Alma Marceau, Iena 9番線 | |
10:00~18:30(木曜~21:30) | |
月曜、1月1日、12月25日 | |
通常 8.50€ 割引 6€ 18歳未満 無料 毎月第一日曜 無料 | |
01 56 61 70 00 | |
http://www.quaibranly.fr/ 今日のフランス語 3 ver de terre (m.) ミミズ 小学校一年生のディクテの練習ノートにイラストともに書いてありました。 ちょっと気持ち悪かったです。 あまり使う機会はなさそうだなぁ・・・ |
2008年4月15日火曜日
ケ・ブランリー美術館
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