2008年10月5日日曜日

パリ大学の授業 1


今週土曜日に大学の最初の授業が始まった。(写真はほかの方のブログからお借りしました。)


私の通うパリ8大学はパリの北部郊外サン・ドニにある総合大学。教育学部は3年生だけで、社会学の3年目が教育学部という位置づけになっている。私は日本の児童教育学の単位が認められたので、いきなり3年生だ。日本の大学3・4年生にあたり、最短一年で学士に相当する学位が認められる。

私がこれまで何度か学校に足を運んで思うには、ものすごくリベラルな雰囲気と立派な図書館が特徴だ。サン・ドニというと、移民が多くすんでいる貧しい地区で、治安が大変悪い地域という印象があるが、駅をおりてすぐに大学があり、これまで怖い思いをしたことは無い。

土曜2回の大学での講義と平日の夜6回のネット上での討論会に出席することで単位がもらえる土曜授業が今年だか去年からだか始まったらしく、そのひとつが今週の土曜から始まったというわけ。

フランスの大学はどんな感じなのか、好奇心と不安ででいっぱいだったけれど、
どの先生もとても感じがよくて大変気さくだった。午前中のオリエンテーションの時間は
秘書の先生が単位の取り方、計算の仕方をしおりにそってわかりやすく説明、その後、基礎講座の各分野の教授が授業の内容について話してくれた。

フランスの学生は引っ込んだ性格の人や、恥ずかしがりやの人がいないのか、話を聞きながらどんな小さなことでもわからないことはどんどん質問する。先生もジョークを交えて答えたりして偉そうに振舞うことが全くないところがいい。

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