2009年9月14日月曜日

大学卒業と新年度の準備


大学修了と修士課程入学


9月17日(木)の委員会の決定で、学部を無事修了することができました。
なにが一番大変だったかというと、実は語学や課題提出もろもろよりも何よりも体力と時間を学業にあてる気力、精神力を保つことでした。

というのも私は私費留学生なので、自分でなんとか生活費も工面しないといけなかったからです。3つの家族の育児・家事ヘルパーを掛け持ちしてあっちこっちで仕事をしながら学業も、というのは今思ってもよくやったな、と思います。

でも、大学に行くことは私にはとても楽しみなことだったし、このような状況でもなんとか学位が取れたのは大きな自信になったし、くじけずに続けて本当に良かったと思っています。大学を進めてくれた友人や支えてくれた友人、人生の先輩方に感謝しています。


修士課程の内容


同じ大学の学部修了生はほぼ自動的に修士課程への登録を受理されるので(実はこの進級システムがよくわかっていなかったのでひやひやしていたのですが)同時に大学院入学のお許しも得られました。正式に認められるまでは何が起こっても不思議ではないフランス。これでようやっとほっとできた次第です。大学卒業して修士から留学、というのがフランス留学のよくあるパターンですから、一般的にみれば、ようやくスタートラインに立たった、という程度なのかもしれませんが、学士をこちらでしたことは私自身の学びとしては大変価値のあることだったので、非常に良かったと思っています。

さて、そういうわけで、また「フランスの大学院」という未知なるゾーンへ突入しました。修士のカリキュラムは主にセミナー出席と課題提出もしくはテストや口頭発表、そして30枚から70枚程度の修士論文の作成です。

セミナー形式の授業は集中して2日間だったり、3ヶ月のうちの3日間だったり、毎週決まった時間だったりと日程がまちまちで非常に予定が立てにくいのが難点です。シラバスをネットでダウンロードして授業内容を調べ、興味のあるものを中心に予定組み立ててますが、教授に実際会って、授業で話を最低1コマ分くらいは聞かないと、わからないことが多いので、せっかく組み立てた予定も絶対変更ないとは
いえません。


通学のメリット、デメリット

多いときはほとんど毎日週5で通っていた通学の負担が少しは軽減されそうですが、それでも私は最初の一コマ目は時間の都合の付く限りどの授業にも出てみたいので、やはり仕事をしながら通学するのはハンデがあります。けれども実際に授業に出ることには大きなメリットがあります。

それは

・先生の意図や考え方がよくわかる。
・いやおうなくフランス語を長時間聞くことになるので語学力維持になる。
・モチベーションを保てる。
・クラスメイトと直接交流ができる。特に働きながら通学している人の話を聞けるのは貴重。

などたくさんあります。

パリの大学のいくつかには通信で受けられる学部もあり、通信で続けることも考えましたが、それでもやはり通学するメリットを考えて、通学することにしました。

今年度は仕事を極限まで減らして人間らしい生活を心がけます(笑)。

2 件のコメント:

よしちこ さんのコメント...

こんにちは。さっそくお邪魔させて頂きました。大学院生仲間とお近づきになれて嬉しいです。修士課程終了後の博士課程ではぜひブリュッセルにお越し下さい♪

非公開 さんのコメント...

コメントありがとうございます。こちらこそとても喜んでおります^^。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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