2011年7月20日水曜日

韓国流一歳の誕生日

フランスにあまり関係ないエントリーが続きますがお許しを。

アパートをシェアしている韓国人家族の赤ちゃんがこの週末に一歳を迎えます。奥さんとのちょっとした会話から、韓国での一歳のお誕生日祝いはかなり特別なイベントだということが発覚したため急遽プレゼントを再考しています。

というのも、韓国では一歳のバースデーは、まるで結婚式のように家、親類や親しい人たちと盛大に祝うんだそうです。

くわしくはこちら。
http://www.konest.com/data/korean_life_detail.html?no=1598

なんでも、赤ちゃんの将来を占う トルチャビというのをするらしいです。
プレートにいろいろな職業を象徴するものをのせて、赤ちゃんが最初に掴んだもので将来を占うんだそうです(マイクだったら歌手、マウスだったらIT系、聴診器だったら医者、というように)。

へー、面白い!彼が何を選ぶのかぜひ見てみたい。

あとは赤いお餅を配りまくるらしいです。日本の七五三みたいなものなのでしょうね。

彼らのご両親がフランスに来ることはないそうなのですが(奥さんがあまり乗り気でないので)
このお祝いのためにフランスに来る、来ないの話になるくらいの一大イベントであることは確か。

ここは韓国流にしたがってゴールドのアクセサリーにするべきか(お金持ちになるように、ということでそういう風習があるらしいのです)、それともフランス流にエクリュやクリストフル等でシルバーのゴブレットを探すべきか(フランスの誕生祝いの古くからの定番)、はたまたもうすぐ歩きはじめそうな彼にファーストシューズがいいのか?金一封というのもありらしいけれど、即物的すぎるのも何だし、受け取ってくれないかもしれない。

この、フランスでも日本でもない特別なお誕生日に、一体どんなプレゼントがよいのか?なぜか緊張してきました。



2011年7月19日火曜日

イタリア-ヴェニス



お久しぶりの投稿です。すっかり間があいてしまって、ブロガーの投稿ページの仕様がガラッと変わっているのに今きづきました。HTMLで写真を並べ替えるのが簡単になったのでよいです。
7月のはじめにイタリアへ小旅行に行ってきました。ヴェニス。

ロマンチックな街なのになぜか予定が変わって一人旅になってしまったのでいまいち盛り上がらず。
ただし、さすがどこでも絵になる街で写真は気がつくと撮っていました。


リアルト橋の近くの宿で観光にはとても便利でしたが私の今回の目当ては観光名所ではなくムラノガラスだったので結局相当歩きまわりました。

ヴェニス本島のおみやげやさんは俗っぽいのもばかりでなかなか琴線に触れるものはなく、一日回って素敵なムラノガラスアートを売っているよいお店をようやく一つだけみつたときには宝物を探し当てた気分でした。

そのお店の店員さんが最近はヴェニスは商業主義になっちゃって、中国製の安物ばかり売っていて、ほとんどの観光客は安いからってそういうのをたくさん買っていく。うちのは商業品じゃない、アートなのに!と嘆いていましたよ。そして日本人だけは違いをわかってくれるんだよね、と言ってうれしそうでした。歩き回った甲斐があったというものです。

ヴェニスを訪れることがあればここの手作りのムラノガラスのペンダントトップを是非!

ARREDO-BIJOUX  ZAGARA Ponte S. Polo 2740 , Tel:041 5224796  VENEZIA


さてこのちょっとしたエピソードで急激に私のムラノグラス熱?が熱くなってしまい、翌日にはヴェネチィアから船で5分くらいのムラーノ島にも足を延ばしました。イタリアンムラノガラスのムラノです。船着場に日本を応援するメッセージをみつけました。イタリアでも日本のことを思ってくれていています!

ムラノ島はヴェニスほど入り組んだ水路ではないものの落ち着いたよい雰囲気の島で私はこの島のほうが気に入りました。ここはレストラン以外の全ての店がムラノグラス製品のお店といってもよいくらいのガラスの島でした。わたしも目をガラス球のようにして目利き気取りで店をめぐりましたが、ここでは
巧妙に良いものとそうでないものを混ぜ込んで売っているようなお店が多い気がしました(あくまで素人意見ですが)。

そのかわり、この島ではガラス製品を実際つくっているところを見学できるところを見つけました。このおじさん、すごいのです!
もの作りの光景をみるのは大好きです。やってみたくなります。

ほら、はさみ一つでねじったり切込みをいれたりしただけで馬ができました。


2011年6月14日火曜日

フレンチ レッスン

 先月からフランス語の個人レッスンをはじめました。友人のお母様が元アリアンスフランセーズの先生をされていたと偶然知ったのがきっかけで、いまさらながらなのですが発音矯正と文法、それに論文のフランス語。とっても丁寧に見てくださるのでとてもありがたいです。16区の彼女の自宅は
セーヌ河が望める瀟洒なアパルトマンで、話すフランス語もさすがにとてもきれいで品があって、レッスンも楽しいのですが普段なら縁のない贅沢でなパリが垣間見えるのも面白く、よい気分転換になっています。写真は私の大好きなケ ブランリー美術館。近くにあるのでちょくちょく立ち寄れるように年間パスを購入してしまいました。



レッスンの帰りは172番のバスに乗って繁華街まででて買い物をすることがおおいのですが、このバスがまた、観光バスといってもいいくらいにパリの見所をまわってくれるのでお天気がよかったりするとこれまた論文に詰まって憂鬱な気分も晴れていきます。そんなおまけ目当てのフランス語授業です。

2011年6月7日火曜日

子どもの理屈 つづき

フランスの大人はは現代においてもまだ

子どもは小さい大人

と思っている節があります....。

多くのフランスで子育てしている日本人の大体が戸惑う点ではないでしょうか。そもそも子どもを発見したルソーが偉い人みたいに言われていますが日本人などはもっと昔から子どもは子宝といってかわいがられてきたという違いがあり...。と個人的にはフランスの一般的に浸透している子どもを下に見る態度ははっきりいって全然好きになれません。文化的な違いでもあるのでそうかんたんに埋められる溝ではありません。日本には日本の歪みがあり、フランスにはフランスの歪みがあるように感じます。また両国ともに良い面もあります。結局私が思うのは人間本質は一緒なのだからそこから大きくブレなければいいというところに落ちついています。








2011年6月5日日曜日

子どもの理屈 大人の理屈

今日は久しぶりに子育てのお話です。

私のお世話している子どもたち(フランス人)は4歳半(男の子)と7歳(女の子)になりました。

男の子はお風呂で遊ぶのが大好きで、お風呂のお湯がすっかり冷たくなってしまうまで平気で遊びつづけます。私は風邪を引いてもらっては困るのでなんとかしなくちゃならない。


体が冷えるから、とか夕食の時間を過ぎちゃったから、とか言っても一向に動かない。

そこで

「お風呂のおもちゃたちがもうお家(袋状のネット)に帰る時間だよ。」

と言ってみたんですがこれが効果てきめん!急に目がキラッツとして、

「魚さん また明日ねー Au revoir !」 「ババールくん またねー!」

なんていいながらお片づけを楽しんで、その後すんなりお風呂を出るんですよね。

一年以上前に思いつきでちらっと言っただけなのに、いまでも必ずやるので相当気に入ったようです。

他にも、その子がお庭の木の葉っぱをぶちぶち切っていたときに、

「みんな私たちのお友達なんだよ。はっぱ達が 痛てててっ て言ってるよー。」

と私が言うと

「Pardon mes copains !」

と言ってその木に謝っていました。今でもその木に触れるたびに 

「はっぱはみーんなお友達なんだよね。」

と必ず確認してきます 笑 
 

ただ、この擬人化方法、この子の7歳のお姉さんにはもうそんなには通じないです。

この子達の母親がとても理論的で親子に主従関係を求める人(典型的フランス人です)なので大人の理屈に合わせることにかなりあわせられるようになってしまっているます。だからこのお姉さんには私は逆にできるだけ好きなようにさせています。といっても決して放任ではないですよ。意識的に彼女のリラックスタイムを邪魔しないようにしてめりはりをつけています。


たとえば食事の時間まで遊び続けているときなどは、彼女は興味ある話題をもちかけて、よき理解者の姿勢を示すととても心地よさそうです。私の意見を聞く準備ができてきます。なのでまず彼女の好きな話題で会話をしてみます。

会話の流れ(たとえば、その子の家庭は全部ビオの食品なので、今日の給食はサイテーだった、などど言うことがあるんです。そういう時、なんでビオがいいのか、とかを聞いて食べ物関係⇒今日の夕飯はおいしいよ)ですんなり席につくことが、毎回ではないですが、あります。彼女はもう赤ちゃん扱いして欲しくない、と思っているので対等に会話で、あなたはよく知っているね、あなたの言う通りね。など言われるととても満たされるようです。ポイントは会話の細かなことにはあまりこだわらず、とにかくまるごと認めてあげることです。それが彼女が求めてることだからです。

7歳くらいになると、大人ぶって話しますが(フランス語なのでさらに生意気な感じに聞こえます)、話の内容はまだ理屈にかなっていないときも多く、きっちりかっきりなご両親にいつもいちいち訂正されているのでかわいそうです。


つづく。


子どもの放射能20ミリシーベルト基準の反対サイト署名から朗報がきました。

子どもの放射能20ミリシーベルト基準の反対サイト署名から朗報がきました。
 

5月27日、文科省が1ミリシーベルトをめざすとの文書を発表しました。基準の撤回まではいきませんでしたが、事実上の断念であると考えられます。これも全国・全世界のみなさまが声を上げてくださった成果です。
にこたえたものであり、この間の市民運動が勝ち取った大きな一歩です。


ただ一方で様々な課題も残り、まだ十分ではないとことがあります。1ミリシーベルトというのは事故以前の福島県の平均空間線量の約25倍だそうです。何を言っても出てしまった 放射能はなくならないし、政府に期待するわけでもないけれど、国の動向を監視するという市民の役割を放棄しなければほんの少しは変えられる。今希望をもって過ごすのは難しいけれど、被災地の方々はもっとつらいと思うからダメージの少ない市民たちが思いをつなげること!





誰かを通して何かを通して思いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから 頑張らなくてもいいよ

また争いが 自然の猛威が安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく
沈んだ希望が 崩れた夢が 一の日か変わったら
今を好きに もっと好きになれるから あわてなくてもいいよ




2011年5月22日日曜日

子ども20ミリシーベルト撤回を求める署名


ここからネット署名ができます。

子どもは日本の未来です。一番に守られるべきです。
どんなに代償が高くつこうとも、お金では絶対に買えません。
当たり前のことがどうしてわからないのか。
いや、本当は危険と分かっていながら知らないふりをしているだけなのでしょう。
日本が大好きなので日本の未来をあきらめたくはありません。
だから日本人の一人として断固拒否するべきことは拒否します。
今のような非常事態のときはTVの情報は市民がパニックにならないように大いに操作されています。
小さな草の根活動を含むたくさんのNPOがメディアが取り上げない市民に必要な情報を提供しています。

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