2008年8月17日日曜日

イギリス旅行 2008夏

8月15日 金

ホストファミリーの実家にくっついてお邪魔することになり、イギリスへ。

ベルギーからイギリスだとユーロスターが一般的だが、今回の交通手段は車。ユーロトンネルはトンネルを通る電車に車ごと乗車して通過する。車ごと乗る場合は犬を連れて行くことができる。
だから、今回は愛犬のイングリッシュコッカーも一緒。トンネルを通るまえにペットもコントロールをすませる。通行証には猫、フェレットのマークも。


・イギリスのお家

ご主人の実家はイタリアからの移り住んできた家庭なので、とってもイタリアン。
おじいちゃんとおばあちゃんは英語のほかに南イタリアのなまりのあるイタリア語も話す。
とくにおじいちゃんはフランス語なまりのイタリア語の単語がときどき英語のフレーズに登場するのでおもしろい。

りんごの木と家庭菜園とお花がたくさん咲いている可愛らしいお庭と掃除の行き届いたレンガのお家は
丁寧な暮らしぶりが感じられる。台所と靴作りのためのアトリエスペースは隣り合っていて仲良し。庭に面しているからすぐに畑に行くことができる。


・お昼は庭でとれた野菜のブイヨン煮とトマトパスタ

とれたての野菜は味が濃くてしっかりとしていてとてもおいしい。
ジャガイモ、インゲン、ズッキーニ、お豆、バジルの葉も。
パスタのトマトソースも自家製。シンプルな味が体に良さそう。
真ん中に穴の開いたパスタ。


・靴職人のおじいちゃん(ノンノ)

おじいちゃんがむすめちゃんに赤い靴をプレゼントしてくれた。皮でできていてすごくしっかりしている。娘ちゃんがお父さんと日曜日教会にいくのに使う。サイズがちょっと大きく、ストラップをつけることなったが、うれしくってずっと履いていたいむすめちゃん。脱がないとストラップがつけられないので明日つけてもらうことに。


・お料理名人のおばあちゃん(ノンナ)

到着直後におばあちゃんによるトマトピューレ作りがはじまった。大量のトマトをカットしてバジルの葉をいれて瓶につめ、それをぐつぐつ煮る。バジルは生のまま中間に2、3枚入れる。

おばあちゃんの声はとてもおおきくてむすめちゃんとお父さんと同じくっきりとして意志の強そうな眉毛。むすめちゃんはピンク色のキャリーバックをもらってご機嫌。さっそく荷物を入れ替え赤い靴をはいて家中を練り歩く。

・わんこの遊び。

愛犬のわんこ、トマトピューレをぐつぐつ煮るための薪が気に入ってしまい、一本ずつくわえてはりんごの木の下にコレクション。薪が少しずつ減っていく・・・。

・むすめちゃんの遊び。

到着直後に精力的にトマトピューレ作りに参加したため、私は夕方ちょっと休息。夕食のフィッシュ&チップス店への買い物へは行かず、留守番することに。同じく留守番することにした娘ちゃんの「一緒にあそぼう」に応えて学校ごっこをすることに。これがすごくパワフルだった。

私は学校ごっこの先生役に任命された。体育の授業中という設定らしい。ベッドでトランポリンをはじめたむすめちゃんはおまけで何かもらえるのが大好き。

「この本はトランポリンが終わったらもらえるっていうことだから、どうぞ、っていって本を渡してね」

と子ども向けの雑誌を渡された。雑誌を床において待つ私。

娘ちゃんトランポリンを終え、ダッシュで「おまけ」を選びに来るが、止まれず雑誌の上にのってしまい、滑って派手にこけるむすめちゃん。結構痛そうだったか、笑い飛ばして、再びおなじ勢いでベッドに飛び乗る。枕もとのぬいぐるみを

「今度はこの子たちも一緒に見るのよ」

と投げる。私椅子の上に並んで座っているように並べる。ベッドからベッドへと飛び移り、観客に一人づつに拍手を求めるむすめちゃん。そういえば学校ごっこではなかったのか?

本当に拍手できる人間の観客は私一人なので、私はぬいぐるみや人形ひとつずつの手をとってパチパチやっているように動かす係りに任命された。拍手が終わると今度は

「上手?って私が聞いたらみんな「うん」って答えてね。みんな言うのよ。」

と次なる指令をもらった。私はぬいぐるみの首をちょっと曲げて一つずつに「うん」と言わせる。

テディベアの首の曲げ具合が少し足りないとやり直しさせられた。観客はこぶた、お人形、スノーマン、ペンギン、くまのプーなど体型さまざまなので、小さいテーブルに落ちないように並べ直す私は結構な神経の集中が必要だ。

ものすごい勢いでベッドを飛び移っているのに、観客がテーブルからおっこちるとすかさず

「ほら、くまさん、こぼれてるよ」

等すかさず指摘されるので気が抜けない。

その後ベッドの端に腕の力だけで乗っかり、ひざで着地する技を編み出し、取り付かれたように繰り返す。キャンディーをみつけてようやく一休みするも、私のひざの上でサイケな柄のコイル状のおもちゃを「びょんびょーん」と言って振り回し、何度か私の顔を直撃しそうになった。

すごい。

・フィッシュ&チップス

イギリス名物といえばこれ。白身魚のフライとポテトフライにビネガーと塩をお好みで振りかけて
食べる。サーブしてくれる魚やフライの大きさ、量はお店によって差があるが、このお店のは特別量が多いとノンナが言っていた。ポテトは粉末のものではなく、本当のジャガイモをカットして使っている。ビネガーをたくさんかけるので意外と胃もたれしないが、ランチを食べ過ぎてすでに胃が疲れ気味だったので、私は魚のフライだけでお腹がパンパンに。

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