- 自分の子がおもちゃを友達に貸してあげたが、本当は貸したくなかったので、「代わりに」と貸してらったおもちゃを投げて相手に嫌な思いをさせてしまった。謝りに行ったが、親にとっても不本意な結果になった。どう対応すればよかったか?
お もちゃのトラブルでよくあるのは、まだ貸したくないのにとられちゃった。という気持ちがたたく、押すなどの行為で表されることです。「いま、使い始めたば かりだから、もうすこしまっててね。」「これはこの子の一番大事なおもちゃで、貸してあげることができないの。」「もういい、と思うまでやったら貸してく れるとおもうからまっててね」などと声をかけることが出来ると思います。たくさん遊んで満足した経験のある子は他の子どもが満足するまで待てる子どもにな ると思います。自分が遊んでいるときはすぐに貸してあげないとならないのに、順番はちゃんとまたなくてはならない。そういうことは子どもにだってとても不 条理なことなのです。自分の子どもだから、どんなときでも待たせてもいい、他の子のために我慢させてもいい、というわけではありません。自分がもし子の子 だったら、という風に考えて、子どもの気持ちみることはいつでもとても大切です。
3 件のコメント:
うちのむすめもお誕生日に買ってもらったペダル無しの自転車は長い間他の子どもに貸すことだできませんでした。とても大切な贈り物だったのでしょう。遊具のある場所に持っていくと他の子どもたちに貸してといわれることが分かった娘はしばらく遊具の場所に自転車を持って行きませんでした。子どものいない広い原っぱで毎日乗って、きっと満足したのでしょう。今は誰にでも貸してあげることができるようになりました。
うちの娘が小さい頃も、こういう事、よくありました。
確かに自分が子供の頃を思い出しても、megさんがおっしゃるように不条理な思いをした記憶があります。
とはいえ、ついつい子供には「貸してあげな~」と云ってました(--;
貸したくない子供の気持ちも分かるのですが、日本社会ではついつい相手に譲りがちに…。
親同士が気心知れている同士だと、お互い「我が子が満足するまで」が出来たので、親同士がそうした事を理解し、良い関係を築くのも大事なんでしょうね。。
そういえば我が子には「貸してあげな~」とか云っておきながら、逆の立場では相手の子に「大事なものなんでしょ、だったら貸さなくても大丈夫だよ」と云ってましたが、思えば娘も随分不条理な思いをしたことでしょう(--;
日本社会では少し難しいけど、自分の子供の遊びを、もっと守るべきですね。。
匿名さん
大好きな親が自分にくれた大事なプレゼントを誰にも貸したくないのは当然。貸してあげられない子に親が「意地悪ね」と言うのを良く聞きますが、このお子さんも「意地悪な子」ではなく、親からの贈り物を大事にする「いい子」だと思います。すぐにだれにでも貸してしまえるほうがむしろ心配です。
「たっぷり満足できるまでは他の子が使いたくなる状況を避ける」というのはとてもいい工夫ですね。
「満足すれば気持ちよく貸してあげられる」というよい例です。自分が満足すること無しに、他人に満足させてあげる余裕は生まれませんものね。
あき乙女さん
物の貸し借りのトラブルって、親同士、相手との関係が悪くなることをかなり気にして、子どもの気持ちが二の次にされがちな場面ですよね。私も小さい頃不条理な思いをよくしました。あき乙女さんのおっしゃるとおり、親同士が「わが子が満足するまで」、と了解しあえればお互い変に気遣いせずすみますね。
私も親同士の積極的なコミュニケーションはとても大切だと思います。
「世間に迷惑をかけない」という日本の文化の流れの中ではなかなか難しいですが、少しでも「自分の気持ちを大切にしてくれた」という気持ちを味わえた子どもは、親に見切りをつけて他で満足しようとするような行為(非行)からはその分だけ遠ざかって、相手の意を汲める人になるのじゃないかと思います。
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