2008年4月5日土曜日

パリ「おはなしとものがたりのお家」 ①




☆パリの子ども向けスペクタクルの体験レポート  

3月

パリの子どもたちは今約2週間のバカンス中です。
アルプスへのスキー旅行が人気のようです。

私は日本ではスノーボード大好きですが、
こっちのリフトが怖いのと寒がりなために
この冬はおとなしくパリにとじこもりきりです。

今回は、私がシッターをしているお隣の子どもたちと
参加してきたお話の会の体験レポートです。

子どもたちよりも私が心弾ませて訪れたのは
ポンピドゥーセンターの裏手の小道に佇む

la maison des contes et des histoires 

という小さな子ども向けギャラリー。


ロシアのギターのような楽器バラライカのお話
が今期のテーマになっていて、
窓越しからもマトリョーシカや、
ロシアらしい色彩の絵画が展示されて
いるのが見えました。

シュタイナー教育の視点から言うと
色使いはかなりきつく、
幼い子どもたちにとって刺激が強すぎといえますが、

展示やディスプレイがとても可愛らしく、
一見雑貨屋さんのような雰囲気です。
センスのよい展示方法もさすが。


バカンス中は年齢別のプログラムが一日3回開かれており

centre des loisir
(ブリュッセルだとstage:休暇中の預かり保育のようなもの)
の子どもたちの団体利用も盛んなようでした。

私たちは15時半から一時間対象年齢4歳~の回に参加しました。

土足ですが、じゅうたんが敷かれていて、
日本の図書館に良く見られる子どもの本コーナー
のような空間。

正面にマトリョーシカの絵、
両脇に絵本作家さんのオリジナルのイラスト展示、
その下にアクティビティ用の棚が設けられていました。

パンフレットにしたがって
15分ほど施設内の小さなギャラリーの展示作品を利用した
ラリーのようなアクティビティを自由に愉しんだ後、

子ども好きそうなお姉さんが作品の詳しい説明をしてくれました。

おねえさん 「ロシアってどんな国だかしってる?」
女の子   「寒い国」
おねえさん 「そうね、それから?」
女の子   「貧しい人がたくさんいるわ」
おねえさん 「うーん、そういう地域もたしかにあるかも」

といったやり取りの後、今回のテーマ、ロシアの絵本を一つ読んでくれました。

トロイカという乗り物の説明、
本物のマトリョーシカやバラライカの紹介もしてくれて
子どもたちは興味津々。

その後奥のカーテンで仕切られた落ち着いた小部屋に移動し、
メインのおはなしの会へ。


おはなしの会については
次回書きます。


la maison des contes et des histoires
http://www.contes-histoires.net/

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