2008年5月28日水曜日

にじみ絵のアトリエ 6 と 7



にじみ絵のアトリエ連続講座もあと1回になりました。

前々回【6回目】は赤と青で紫色をつくりました。
  
今回【7回目】は今まで使った6色すべてを使って好きなように書いてよい、ということでした。私はレモンイエロー、コバルトブルー、(混ざって出来た緑) 濃い青、濃い黄色、赤、橙色、(混ざって出来た紫)の順番で色彩を画用紙にのせ、つくりました。 

この一連の絵の具の体験は自分が何を描くのか、描きたいかではなく色彩自身が求める色の広がりや収縮、会話に耳をすます、という作業という印象です。
 
「わたしはこんな風にしようと思ってないのに、こうなってしまったの」と困り顔の生徒に先生のイザベルは

「あなたが思っていなくても色がそういうふうにあらわしているのなら、あなたはこの色が示す通りなのよ、自分が思っている自分と実際の自分は隔たりがあることがあるわ」

というようなことをいっていたのが心に残りました。

私はあまり言葉がわからない人、と思われているので先生との会話はほとんどなくちょっと残念なのですが、私の描く様子はじっとみておられます。最後にコメントをいただけることになっているのでちょっと緊張しますが楽しみです。8回講座が終わっても引き続きアトリエ通いは続けます。あらかじめどんな絵を描くのかさっぱりわからないので毎回新鮮です。

写真はヴァンセンヌの森の奥にあるお城です。とくに関係ありませんが。



    

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